オール電化エコキュート

新築マンションや新築の一戸建において、オール電化住宅が増加していますが、代表的な器具として挙げられるのがIHクッキングヒーターや、エコキュートです。

そして、エコキュートに関しては、大気中の熱でお湯を沸かすシステムなので、二酸化炭素の排出量が極めて少なく、環境に影響のない優しいヒートポンプ式の給湯機なのです。

昼間の電気料金の3分の1の深夜電力を使用してお湯を沸かすので、光熱費を削減する事も出来ますが、エコキュートの実際の効率を考えてみると疑問点も浮上してきます。

エコキュートの電気温水器は、ガス給湯器のように瞬時にお湯を沸かす事が出来ないため、風呂の追いだきをする時は、タンク内に貯めてあるお湯と混合させて使用することになるのですが、タンクに貯めてあるお湯の温度が2度ぐらい低下することになります。

メーカーが提供している説明書を読んでいると、「タンク内のお湯は放熱によって冷める」とか、「配管からの放熱によって設定した温度よりも低くなる」、そして設定した温度までお湯がわかないうちに大量にお湯を使う事で、翌日にお湯不足になる要因となるようです。

以上の事を踏まえ考えると、オール電化のエコキュートのエネルギー消費効率は、湯冷めや保温などの問題があるので、本当に効率の良い給湯システムとは言えないのかもしれません。

メンテナンスと注意点

エコキュートは毎月の費用だけを取り上げると、非常に経済的で嬉しいのですが、市場に出回ってから日が浅く、トラブルなども発生しているようですが、ようやく研究開発も進み、快適で満足のいくオール電化の製品を使用することが可能となっています。

初期投資においても、電気給湯器やガス給湯器に比較すると高いので、新築住宅やリフォームでの導入が多く、エコキュートを利用する際に気になるのが定期点検です。

オール電化で補助金が適用されているエコキュートは、一年に一度はタンクの水抜きをする事と、追い炊き機能を保持する為に週に一回ぐらいは配管内の清掃が必要です。

配管クリーニングをする際は、クリーニング装置ボタンを押すだけで容易に操作出来ますが、数分間は水を開放しなければならないので、一度に370リットルの水を抜く事になるのですが、その後は追いだき機能を昼間のうちにしなければ、夜に風呂を使用できません。

掃除が面倒と思ってしまうかもしれませんが、定期的にメンテナンスをしないとキレイなお湯を使用することが出来ないので、週末などにでも一度は行うことをお勧めします。

そこで注意して欲しいのが、クリーニング清掃を代行してくれる業者がいますが、高額な契約をさせられてしまう悪質な業者がいるので気を付けて下さい。